鶏眼(魚の目)、胼胝(たこ)の症例1.
- 2016.01.23
- 鶏眼(魚の目)・胼胝(たこ)
当院では 足にできた鶏眼(魚の目)、胼胝(たこ)を 速く安全に処置するため ドイツ式フットケア(フスフレーゲ)を取り入れております。
今回は70歳代の男性の鶏眼の処置を行いました。重度の糖尿病と下肢の血流不全のある方でした。
右5趾中足骨上に過角化性局面、陳旧性の内出血を認めていました。 右5趾は過去に切断されてありません。
専用の機械で過角化している部分を削り取りました。中央部に黒色化している場所は 過去に出血を起こしていたことを物語っています。
このまま 処置もせず 放置しておくと 足を切断しないといけなくなるかもしれません。
そして、
右2趾の爪の肥厚も認めました。こちらも 1趾が無いのは 怪我をされて壊疽し 過去に切断されたためです。
当院でケア後の写真を提示します。
こちらも専用の機械で 削り取りました。 爪の下にも出血した痕がありました。こちらも定期的に処置をしないと 切断の可能性が高まります。
末梢血流障害や神経障害を伴う 胼胝や魚の目は 適切な対応を取らないと 足を失うことになりかねません。
フットケアというと 美容的な側面もありますが、当院はクリニックでありますので、こういう合併症をお持ちの方への対応も行っています。
安全なフットケアを提供できるように 職員ともども、日々研鑽しております。
お困りの方は ご相談ください。
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