いつもお世話になっております。院長の中道です。

当院の開業は　2006年9月15日です。先日無事に１０周年を迎えることができました。
10年を振り返ると色々なことがありました。

開業を決意したのは　11年前。決意してからは　今まで読んだことなかった経営の本やら、銀行さんとのお付き合い、内装業者、卸業者との折衝が矢継ぎ早にありました。いや-　今思い出しても　もうちょっとやりようあったなぁと　思いますね。

そしていざ開業。街中の開業であったこともありまして、開業当初半年は1日10人来れば良い方でした。預金通帳の残高を見るのが怖かったですね～（今でも同じように怖い時は時にありますが）。

転機は開業半年目2007年初頭に京都リビングさんの教えてドクターだったと思います。写真若いですね～。今は白髪まじりのおじさんです。

当時というか現在でも京都市内の医療機関で　マシーンを使ったフットケア施設は少ないので　これを見られた患者さんが訪れるようになりました。

当時は京都市内の医療機関で2件ぐらいしかなかった巻き爪の矯正を希望する患者も徐々に増えてきました。
その掲載から徐々に認知されるようになり、仕事も順調に運ぶようになってきました。

ところが、好事魔多しといえばいいのでしょうか？矢先の3年目に複数の職員の同時退職があり、一時　当院は機能停止に陥り、午前中の外来を全て中止しました。

そこで　助けられたのは　家族と当時残ったスタッフ達でした。人手不足に加えちょうど嫁の出産時期とも重なり嫁には大変苦労をかけました。また当時新しく入ってくれたスタッフ方々は　うちのややこしい（笑）当時のマニュアルを頑張って理解してくれ　機能停止後約１ヶ月で　なんとか元に体制に戻ることができましたし、以前よりクオリティを上げてくれました。人は大事といいますよね　これは真理ですね。そのため当時のスタッフ（現在在籍しているのは一人です）や嫁には未だに頭が上がりません。これはかなり存続の危機になるぐらい大変であったことですが、今となれば　良い経験をさせてもらったと思っています。

そして　次の転機は昨年です。７年間常勤で頑張ってくれていた看護師が退職することとなりました。頑張って働いてくれたので暖かく送り出したまでは良かったのですが、看護師は一人が抜けるとそれを埋めるのが大変な職種です。しかも当院のような小規模なところでは余剰人員などいるはずもなく、しかも常勤であったため、その影響は少なくはなかったです。通院の患者さんにはご迷惑をおかけしましたが金曜日の午前中の一般外来を一旦停止させていただきました。
それと同時に予約システムの変更もしました。これは受付の業務が煩雑になりすぎて　よりシンプルにしたいという思いからです。
導入後　受付の業務はかなり効率的になり　結果的に会計も待ち時間もより少なくなったと思います。

それから１年、2016年７月から看護師の補充もなんとかなり、非常勤で勤務してもらえる医師さんも確保できました。現在、ようやく全ての機能を回復できましたし、提供できるレベルも昨年よりは全ての面でレベルアップしたと思います。

結局クリニックの歴史とは　一緒に仕事する人達との歴史なんですねと　今振り返って　そう思います。
自分の業績とかより　そちらの方が思い出されますので。やはり　良い意味でも悪い意味でもそこなんだなと。
一緒にいる一日の時間が下手すれば　嫁より長い場合スタッフもいますしね。

そんなこんなで、先日　現在のメンバーと１０周年のお祝いを行いました。
場所は　京都市中京区にある　クレメンティアさんという　イタリア料理店で　職員と小宴を催しました。

お店からは　10周年記念のお祝いのプレートをいただき、

熟成された　近江牛に舌鼓をうち、

職員からは　バカラのお祝いをもらいました。

今は　本当に　楽しく仕事ができているようで（私もですよ）　過去最高のメンバーと思っています。でも今が最高と思わず　更新し続けましょう。
そしてクリニックの歴史を作っていきましょう。このとき集合写真を撮り損ねたのが痛恨です。

そして9/15の午前中に　職員とパチリ、

9/15の午後開始前に　またもや　パチリ。

最後に　9/15に　公私共に仲良くしている　伏見区の靴屋楽ちんさんから　開業10周年のお祝いをいただきました。ありがとうございます。

クリニックの前においていますので　枯れる前に　一度見に来てくださいね。

最後に　なかみち皮膚科クリニックのこれからにご期待くださいませ。

クリニック名：二条駅前なかみち皮膚科クリニック