TOP > お知らせ

お知らせ

尋常性疣贅(いぼ)

尋常性疣贅その3 ~ いぼは感染症です ~

2015年12月14日 20:03

イボ シリーズ 3回目です。

2回目にて サロンや自己処置で削るのは危険とお伝えしたと思います。
イボ は 感染症です。いぼのウイルスは 肉眼でも そこそこ立派な顕微鏡でも見ることは できないぐらい小さいものです。

次にイボの角質の部分の写真を提示します。(写真は 徳島の高名な病理の先生から 拝借いたしました)

まず 弱拡

 

12182545_803750956401239_2212185493847612509_o (1)

 

もうちょっと 拡大してみましょう

12184975_803750979734570_3256230747803223478_o

やや 青みがかかった 部分をさらに 拡大してみましょう。

11838844_803751013067900_4531015150709144346_o
この 青みがかった 豆みたいなものが 核内封入体と呼ばれる イボウイルスが感染している細胞の核でございます。
角質には イボが うじゃうじゃ いるのが お分かりいただけますでしょうか?

ということは イボの角質を削ると 広がる可能性が あるわけです。

どこに 広がるのか?

一つ目は 患者さんの別の部位に、
二つ目は 施術者にも、
三つ目は 部屋や空気に飛び散ります。

ただ 治療の効果を上げるには 削ることが有効な場合も あります。その点のメリット・デメリットを勘案して 治療に当たる必要があります。

またイボを削った時には、施術者や他の患者さんに伝染る可能性はあるので、施術者の感染防御、施術後のお掃除は念入りにやらねばなりません。

11411706_405954162945293_3816564238944288810_o
かくいう私も 掃除に参加することがあります。患者さんにはお待たせしますが 安全に施術を行うには必要なことです。そして治療部屋の換気扇と空気清浄機は 常に全開でございます。

実際治療を受けていただいている方は ご存知とは思いますが、処置中の小生はマスクと防御眼鏡をかけています。施術者への防御も大切ですから。ちゃんと対策をしないと、

TOSHIBA Exif JPEG

TOSHIBA Exif JPEG

イボは顔に伝染することもあります。イボの治療をすることは大変なんですよ。

ということがわかって欲しいと思い、ちょっと愚痴らせていただきました。

イボでお悩みの方 お近くの皮膚科にご相談してみてくださいね。放置していても治りにくく広がりますし、治りにくい方でも根気よく続ければ大抵は治りますよ。

ようやく 次で 治療編に入れそうだ。

クリニック名:二条駅前なかみち皮膚科クリニック

HP:http://www.nijd.dr-clinic.jp/
受付予約専用HP:http://ssc2.doctorqube.com/nijd.dr-clinic/ (初診の方も使用可能)
受付予約専用電話:050-5577-3609(初診の方は使用できません)
住所:〒604-8418 京都市中京区西ノ京東栂尾町3 JR二条駅NKビル3階
電話:075-812-0702(極力診療日の14:00~15:30におかけください)

尋常性疣贅その2~ 魚の目とは違うんだよ 魚の目とは ~

2015年11月25日 10:25

ようやく いぼのシリーズ2回目です。
足に魚の目ができましたと来られた患者さんで 実は 尋常性疣贅(いぼ)である方が結構います。

皮膚科問診表あるあるケース

問診表に「5歳ぐらいの子供に魚の目ができた。」 と書いてある → 診察する前に ほぼ 確実に いぼ と思います。
15歳未満で 足の変形や足に合っていない相当ひどい靴や激しい運動していない限り 魚の目である可能性はほとんどありませんよ。

でも 専門の皮膚科の医師でも 魚の目 か いぼ なのか 迷うケースがあります。
#001

右足底に 小豆大ぐらいの 黄色みがかった 硬いものがあり 中央部に表面ががさがさした部分がありますよね。
この症例でも 何も手を加えなくても いぼと診断することは可能ですが、処置を加えると診断の正確性が増します。

 

#002

確定診断のために 削ってみますと なにやら 黒い点が出てきました。

 

#003
ダーモスコープという拡大鏡で見ると 黒い点は赤みが強くあり、これは血の色 つまり 血管とわかります。
これがあると いぼ と確定診断できます。
魚の目には一般的には、これがありません。(出血を伴う魚の目もありますので)
それと 自己処置や医療機関以外のサロンなどで削るのは やめておいた方が良いです。

この話題は 次までのお楽しみに。

クリニック名:二条駅前なかみち皮膚科クリニック

HP:http://www.nijd.dr-clinic.jp/
受付予約専用HP:http://ssc2.doctorqube.com/nijd.dr-clinic/ (初診の方も使用可能)
受付予約専用電話:050-5577-3609(初診の方は使用できません)
住所:〒604-8418 京都市中京区西ノ京東栂尾町3 JR二条駅NKビル3階
電話:075-812-0702(極力診療日の14:00~15:30におかけください)

尋常性疣贅その1~手足にちいさなブツブツができ、どんどん増えてきています。~

2015年10月10日 18:52

前のブログでもよく閲覧されていた足の皮膚病シリーズを再開します。

当院に 通院される方で もっとも多い疾患のひとつに 尋常性疣贅といわれる ウイルス性の疾患があります。俗にイボといわれております。
全身各所に出現しますが、主として細かい傷が多く、よく色んなものと接触する手足に出ることが多いです。
自然治癒することは珍しく、20年以上飼っている方もおられます。

足の裏に出現したものの 多くは 魚の目や胼胝(たこ)と思われ ナイフで削ったり、スピール膏などを貼られて 受診される方が多いです。
典型的な 見た目はこんな感じです。

#1皮膚科の専門医であれば これを 魚の目や胼胝と誤診することはまずないだろうと思います。
自己処置だと悪化することもありますので、まずは受診してご相談ください。

しばらくは いぼシリーズ で ぼちぼち更新しますので よろしくお願いします。

クリニック名:二条駅前なかみち皮膚科クリニック

HP:http://www.nijd.dr-clinic.jp/
受付予約専用HP:http://ssc2.doctorqube.com/nijd.dr-clinic/ (初診の方も使用可能)
受付予約専用電話:050-5577-3609(初診の方は使用できません)
住所:〒604-8418 京都市中京区西ノ京東栂尾町3 JR二条駅NKビル3階
電話:075-812-0702(極力診療日の14:00~15:30におかけください)